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山上徹也被告「安倍元首相以外の政治家では意味が弱いと思った」… 公判で発言

　安倍晋三・元首相が2022年7月に奈良市で演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人罪などに問われた無職山上徹也被告 (45) の裁判員裁判の第12回公判が2日、奈良地裁であった。山上被告は被告人質問で、安倍氏が世界平和統一家庭連合 (旧統一教会) と政治の関わりの中心にいたとし、「安倍元首相以外の政治家では (銃撃しても) 意味が弱いと思った」と述べた。
　山上被告は、怒りや恨みが母親に向くこともあり、母親を銃で撃つことを考えたこともあるとした一方、「母個人ということではなく、母が献金している教団に抗議したかった」と述べた。
　被告人質問は2日が3回目で、3、4日にも行われる予定。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20251202-GYT1T00229/