2022-05-22 Sun 20:53:14 No.1073
クレディ・スイスに「汚れたマネー」疑惑、調査報道受け当局も対応
スイスの金融大手クレディ・スイス(CS)が「ダーティー(汚れた)マネー」スキャンダルに
見舞われている。複数のメディアは、CSが人権を侵害した者や詐欺師、制裁を受けた
実業家の口座を管理していたと報道。スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)は、
CSと接触していることを明らかにした。
ある人物が1940年代から2010年代の数十年間に保有されていた口座情報を
ドイツ紙の南ドイツ新聞に持ち込み、同紙がこの情報を報道の非政府組織(NPO)
「組織犯罪と汚職報告プロジェクト(OCCRP)」と46の報道機関に提供。報道機関
には米ニューヨーク・タイムズ(NYT)、英ガーディアン、仏ルモンドが含まれる。
「パナマ文書」報道に似た今回の調査報道は20日に公開された。NYTによると、
持ち込まれたデータは1万8000口座以上、総額1000億ドルを超える規模。