
ロシア国防省 “日本海で新型対潜ミサイル発射演習行い成功”
ロシア国防省は、日本海の海域で新型の対潜水艦ミサイルシステムの
演習を行い、成功したと6日、発表しました。ウクライナ情勢をめぐり対立が
深まる日本やアメリカをけん制するねらいがあるものとみられます。
ロシア国防省は、極東の太平洋艦隊のコルベット艦が、日本海の海域で
新型の対潜水艦システム「オトベト」のミサイル発射演習を行ったと6日
発表しました。
またミサイルが艦上から発射される映像を公開し、ミサイルは水中にある
標的に命中し、成功したとしています。国防省によりますと、これは新型の
複合システムで、さまざまな種類のミサイルを使用できるとしています。
ロシアメディアによりますと、射程は最大で50キロメートル、最高速度は
マッハ2.5で、水深800メートルまで到達するということで、コルベット艦や
フリゲート艦などに搭載されるとしています。