毎日、病院から電話が鳴るたびに、こちらの寿命が縮むような思いです。 入院した母ちゃんはもう血管がかなり弱っていて、通常の点滴が難しく、今は皮下からの点滴になりました。 腎臓も肝臓も相当疲れていて、全身が痛々しいほど浮腫んでいます。 低血糖の症状で意識を失うこともあり、いつ心臓が止まってもおかしくない状態だと担当医から説明を受けています。 今朝は頭にまでなんか付けてて、エヴァンゲリオンのパイロットみたいでかっちょ良かった。 先生からは、会いたい人には今のうちに会ってもらえるように、そしてこちらも心の準備をしておいてくださいと言われました。 自分の近くの病院へ転院できれば、何かあった時にもすぐ駆けつけられますし、普段も合間を見て顔を出せます。 ただ、今の母ちゃんには移動そのものの負担が大きく、結局こちらが片道2時間かけて通うしかない状況です。 意識のある時は、本人も食べたい気持ちはあるようで、1時間ほどかけてお茶碗半分くらいのゼリーご飯を口に運びます。 それでも、なかなかうまく飲み込めません。 この数日、少しでも刺激になればと思い、美空ひばりさんの歌を流したり、子どもの頃によく食べさせられた(笑)大根の煮物を小さくして口に入れてみたり。 うんうんと頷いてくれるので、何かしら伝わっているのかなと思っています。 看護師さんに海上自衛隊のバスタオルを褒められた時には、 「息子が海上自衛官でした」 と、どこか誇らしそうに答えていました。 記憶があやふやな時はあっても、その瞬間瞬間の感情は、ちゃんと生きているのだと思います。 ゆっくりでもご飯を食べようとしたり、本人に生きる気力があるうちは、自分も全力で支えていこうと思います。 自分が23歳の時、母ちゃんは54歳で全盲と半身麻痺になりました。 そこから26年間、一緒に闘病してきました。 これまでも毎回、これが最後になるかもしれないと思いながら過ごしてきたので、不思議と悔いはありません。 本人には伝えていませんが、母ちゃんの身体は、もう回復を目指せる段階ではなく、治療も難しい状態です。 今後は本人が苦しむような延命は望まず、不安や孤独を感じることのないように、こちらも看取る準備をしていこうと思います。
2026-04-24 Fri 12:53:44
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