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2026-11-08 Sun 15:56:16 No.15400635
安全保障、夫婦漫才で政府広報 防衛力強化へ国民の理解拡大図る

 政府が、安全保障について「夫婦漫才」の形で説明する特集ページをインターネット上で公開した。日本の外交・防衛政策の基本方針を示す「国家安全保障戦略」など安全保障関連3文書の年内改定を前に、防衛力の強化などに国民の理解を得る狙いがある。野党からは、広報のあり方や費用について疑問視する指摘が出ている。
 「安全保障は、毎日の暮らしを守る話」。特集ページには、関西弁を話す「くにお」と「たみよ」と名付けられた男女のキャラクターが登場する。食や電気、通信などと安全保障の関わりを2人の掛け合いで説明し、くにおが「安全保障は遠い国の話やない。毎日の暮らしを守る話なんや」などと語る。
 内閣府の政府広報室によると、吉本興業が手がけており予算は1.5億円。内容は今後、順次拡充していく予定で、「特に40代以上の女性」を対象にしているという。
 安保3文書改定の焦点の一つとなっている原子力潜水艦など、具体的な政策には触れられていない。官邸幹部は「唐突に原潜を持ち出しても、関心がない人には伝わらない。前提となる国際情勢や安全保障環境を伝える努力が必要だ」と語る。
 政府広報室は特集ページとは別に、若年層向けの広報も1.5億円の予算で準備を進めている。
 安保3文書の改定では、防衛力だけでなく経済力や技術力などを含めた「総合的な国力」を強化し、社会全体で有事を想定した体制整備を進める方向性が示されるとみられる。政府は事前の広報を通じ、国民の安全保障政策に対する理解を促したい考えだ。
 これに対し、11月5日の参院外交防衛委員会では、立憲の田島麻衣子氏が「安全保障は人の命に関わるもの。漫才にしていいのかも含めて非常に疑問だ」と指摘した。

https://www.asahi.com/articles/ASVC71HZGVC7UTFK01SM.html
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